軽やかで、自由に生きる、土がいらない植物。チランジアとは?
「エアプランツ」の名で親しまれるチランジアは、葉の表面から空気中の水分を吸収して育つ、不思議な植物です。
最も特徴的な点は、土を必要としないこと。空気中の水分を葉の表面にあるトリコーム(銀色の毛状の器官)で吸収して生育するため、どこにでも飾れるインテリア性の高い植物として人気があります。
壁掛け、ハンギング、流木、コルク、ガラス皿。
自由な方法で飾って楽しむことができます。
チランジアの楽しみ方
チランジアをより楽しむために。3つのステップをご紹介します。
STEP 1 | 360度、自由に「飾る」
根を張る土が不要なので、飾り方はアイデア次第。
・流木に固定して自然味を出す
・ワイヤーやハンガーで浮かせて軽やかに飾る
・ガラス皿に転がしてミニマルに
・コルク板に着生させてレイアウトを楽しむ
・天井からモビールのように吊るす。
あらゆる空間がディスプレイ場所になります。

STEP 2 | 意外な「花」を楽しむ
地味な植物だと思っていませんか? 実は、成熟すると非常に鮮やかでエキゾチックな花を咲かせます。 花が咲く前兆として、株全体が赤く染まる種類もあり、その変化は感動的です。
花が咲くと半年〜1年ほどで枯れてしまいますが、子株が出てくるため、それを育てることで継続的に楽しめます。

STEP 3 | 「クランプ(群生)」を目指す
チランジアは成長すると子株を出し、それが親株と繋がったまま増えていきます。 これを何年も繰り返すと、数十個の株がボール状に固まった「クランプ」になります。長い時間をかけてできた巨大なクランプは、まさに野性のアートそのものです。

チランジアの育て方
チランジアは土が不要で手軽に見えますが、実は風通しと適切な水やりが非常に重要な植物です。
日当たり
「明るい日陰」がベストです。 現地の森の床(林床)で育つ植物なので、直射日光は苦手です(葉焼けして茶色くなります)。レースのカーテン越しや、部屋の明るい場所で管理してください。植物育成ライトとも相性抜群です。
風
チランジアの健康を左右する最重要ポイント。
風が通らないと蒸れてしまい、腐敗の原因になります。
自然風が難しい場合はサーキュレーターで補助を。
水やり
週に2〜3回の霧吹きと、3日一回、ソーキング(水に張った容器に数時間浸して水を吸わせる)をします。ただし、葉の付け根に水が溜まると腐りやすくなるため、水気を振ってしっかり乾かす時間をつくるのがポイントです。
しわになっていたら水が足りないサインなので水やりをしましょう。
水と一緒に3日に1回薄めた活力剤をあげるのも有効です。
水やりのタイミングは葉の気孔が開くタイミングの夕方〜にしましょう。
OZMAN’s ONE POINT|
チランジアを楽しむワンポイント
土がなくても育つチランジアですが、インテリアとしての楽しみ方の一つに、着床させるのもおすすめです。
株の生育が安定して旺盛になり水やりや管理が楽になるメリットがあります。自然界での姿に近づくため根が張りやすくなり、水分や養分吸収が促進され、株がイキイキと成長。
流木やコルクなどに固定することで、インテリアとしても立体的になり、自分だけのオリジナルディスプレイを作りあげる楽しみがあります。
